結婚を機に勤務していた調剤薬局を退職する女性薬剤師の人が多くいます。一度は家庭で落ち着くことになるのですが、子供さんも大きくなり、生活が安定した所で、再度薬剤師と働く人も増えています。そこには、人材不足が言われ、多くの調剤薬局やドラッグストアでの求人が多くなっているからです。
ですが正社員として働くには、時間の制限もあり家庭と職場の両立が大変と考える人もいます。そこで今多く求められているパート職として、働く人が増えています。パート職としての求人情報も多く、自身の都合にあった職場や時間を選ぶことも可能になっています。
そのため、求人情報サイトでも、働きやすい職場を広く知らせると共に、いろいろな工夫がされていますので、ますます利用する人も増えているのが、現状と言われます。これからの時代、求人情報サイトを利用するパート職の人が増えるのではないでしょうか。
薬剤師という国家資格を持っているのであれば、仮にパートとしてフルタイムよりも短い時間で働くにしても、普通のパートタイマーの人よりもたくさんの収入を得ることができます。一般的な相場としては、1時間あたり2000円程度というところが多いため、5時間で1万円の大台に乗ることができます。
一日5時間なら、家事と両立しながらやっていくことは十分可能ですし、妻でもなく、母でもない、一人の自分として労働する時間を持つことは、自分自身を見つめることにもつながります。薬剤師の数は女性の割合が7に対して男性3ということで、圧倒的に女性が多いことから、パート労働のほぼ求人情報の大部分を女性の有資格者が見ることになるでしょう。
家事や育児の合間の仕事は大変ですが、専門知識を生かして労働をする時間は、かえって気持ちの切り替えに役立つかもしれません。